抗議のはがき
抗議のはがきは、相手との約束や契約が成立していながら、相手が違約や違背、裏切り行為をしたとき、相手に反省を促したり、履行を迫ったりするものです。
基本的には催促のはがきと同じような文面になりますが、多かれ少なかれ怒りの感情を抱いているので、気楽に気分よく書けるというものではありません。比較的書きにくいはがきのひとつといえるでしょう。
いずれにしても、相手の非を前面に打ち出して頭ごなしに糾弾するような文面は感心しません。かといって、遠回しの表現では目的を達成することができません。ケース・バイ・ケースで硬軟を使い分けするようにします。
内容によっては、第三者の目に触れないように封書にするほうがいいでしょう。
以下、抗議のはがきのポイントを挙げておきます。
① 何に対して抗議するのか、要点を簡潔明瞭に示すこと。
② 相手に誠意が感じられないときは多少きつい調子になるのもやむをえない。ただし、単純ミスのときは善処の依頼にとどめる程度に。
③ 相手に非があるとはいえ、それを指摘・糾弾するだけでは、かえって反発感を抱かれかねない。相手の立場を思いやる気持ちが大切。
④ 怒りをぶっけるのではなく、相手の良心に訴えて反省を促し、責任を悟ってもらうような文面にする。
⑤ 時候の挨拶や安否の挨拶などは省略してもかまわない。